作品説明

氷の貴公子×効率厨の社畜! 働けば働くほど異世界で恋愛フラグが立つ!?近藤誠一郎は毎日仕事に追われる三十路目前のサラリーマン。聖女召喚計画に巻き込まれ、異世界のロマーニ王国に転移してからも自らの"癖(へき)"から仕事を求め働き続けていた。それが"氷の貴公子"と呼ばれる騎士団長アレシュと急接近するきっかけに――。巻末には描き下ろし番外編「社畜の未来はアレシュ次第?」を収録!!

あらすじ

近藤誠一郎は、日々仕事に追われるサラリーマンです。ある日、聖女召喚の儀式に巻き込まれ、異世界のロマーニ王国へと転移してしまいます。魔法の使えない彼は、王宮で保護されることになりますが、持ち前の働き者の性格から自ら経理課での仕事を希望します。異世界の王宮は非効率なシステムや不正が蔓延しており、誠一郎は現代日本で培った会計知識やマネジメントスキルを活かして、経理課の改革に乗り出します。その過程で、若くして騎士団長を務めるアレシュ＝インドラークと出会い、次第に彼との関係が深まっていきます。

作品の特徴

• 異世界転移と社畜精神の融合 - 主人公が異世界で現代のビジネススキルを活かして活躍するというユニークな設定
• リアルな業務改革の描写 - 帳簿の不備を指摘し、正確な予算管理の仕組みを導入するなど、現実の業務改善を思わせる展開
• BL要素の取り入れ - 騎士団長アレシュとの関係性が物語の重要な要素となっており、BL作品としての魅力も備えている
• 美麗な作画 - 采和輝による繊細で美しい作画が、物語の世界観を引き立てている
• 異世界の非効率なシステムへの挑戦 - 主人公が異世界の非効率な業務体制を改善していく様子が描かれている
• キャラクターの心理描写 - 登場人物たちの心情や成長が丁寧に描かれており、読者の共感を呼ぶ
• 異世界での人間関係の構築 - 主人公が異世界で新たな人間関係を築き、信頼を得ていく過程が見どころ
• 現代社会への風刺 - 社畜としての働き方や職場環境の問題点が、異世界という舞台を通じて風刺的に描かれている